【名店】京都の銭湯、白山湯高辻店に行ってきた

雑記

緊急事態宣言が出ている最中ではあるが、京都市内にある銭湯の「白山湯 高辻店」に行ってきたので、その紹介をしたいと思う。

白山湯 高辻店は京都市の銭湯の中でも名店とされていて、特にサウナ愛好家の人たちから強く支持されている。ここを目的に、わざわざ他府県から京都までやってくる人もいるらしい。

場所は堀川高辻を東に進み、3つ目の交差点を右折したところ。高辻通りから看板が見えるのでわかりにくさはない。

最寄り駅は阪急の烏丸駅か、地下鉄の四条駅。駅から10~15分ほど歩く必要があるため、立地はそこまで良いというわけではない。

僕が訪れたのはGW真っただ中の日曜日で、時間は夜の9時頃だったが、店の前には多くの自転車が停められていて、この店の人気ぶりを感じさせられる。

向かって左側が大きめの駐車スペースになっている。満車で停められないということはなさそう。

営業時間は

  • 平日:午後3時〜午前0時
  • 日祝:午前7時〜午前0時

で、土曜日は定休日となっている。緊急事態宣言下でも特に営業時間は変わっていないようだ。規模の大きなスーパー銭湯とかだと休業してたりするので、営業しているのは助かる。

入店すると、目の前に靴箱があり、すぐ横に番台があるので、そこで入浴料450円を支払う。この450円という金額は、京都市の条例により市内の銭湯で統一されている金額となっている。

番台の横は休憩スペースとなっていて、4人が座れるほどの椅子が置いてある。

脱衣所に入ると常連と思しきおっちゃん達が談笑している。客層は若者から高齢者まで幅広い印象を受けた。若者については学生と思われる感じで、複数人で来ているグループも見かけた。

入浴スペースに入ると、中央に大きな浴槽が2つと、奥に薬湯とサウナと水風呂、そして壁沿いにぐるりと体を洗う設備が整えられている。また、奥には外に通じるドアがあり、そこから外気浴をする場所に行くことができる。

銭湯にしては珍しく、シャンプーとボディソープが備え付けられている。自分で用意して持ち込む必要がないので、とても助かる。タオルと着替えだけ持っていけばいいし、なんならタオルはレンタルすることもできるので、手ぶらでも利用できる。

さて、お目当てのサウナであるが、入り口のそばにビート板が置いてあり、それを持ち込んで尻に敷くスタイルとなっている。サウナ内の座席は上段と下段に分かれているが、割と狭めで7人も入ればいっぱいな感じ。

サウナ内の温度は、温度計によると115度となっている。温度的には他の銭湯と比べても高い部類に入るのではないかと思う。

実際にすごく熱く、ビート板を尻に敷かなければ座ることはできないだろうし、ロッカーの鍵も高温になるので、身に付けているのが難しくなる。何分入っていられるかは人によるだろうが、僕は10分が限界だった。

サウナを出たら目の前にシャワーがあるのでそれで汗を流し、水風呂に入る。ここの水風呂は地下の天然水を利用しているそうで、ライオンの形をした蛇口から常に新しい水が流れ込んでいる。どうやら飲むこともできるらしい。言葉で表現するのが難しいが、天然水だからか、水が体に触れているのが優しく感じる。

水風呂の温度は18度ぐらいで、すごく冷たいというわけではなくちょうどいい感じ。水風呂で体を冷やしたら、外気浴のスペースに行ってそこで体を整える。外気浴のスペースは一人用の椅子が3脚と、2人用のベンチが1つ置いてあり、また温めの風呂もある。

サウナ→水風呂→外気浴の流れを繰り返すことで、体がととのうとされていて、正にそれを体感することができる。個人的には3セットぐらい繰り返すのがちょうどいい。

こんな感じで、入浴後は心身ともにスッキリとして帰路につくことができる。熱いサウナに、天然水の水風呂とかなりクオリティの高いサウナ体験ができるので、ぜひ一度行ってみてはいかがだろうか。

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