座席で長時間寝るのはしんどい
旅行でバスや飛行機に長時間乗る機会があるとき、ほとんどの人は寝て過ごしていると思う。でも起きた時に首が痛くなったり、腰が痛くなったりして辛い経験をしたことのある人は多いはず。
長時間過ごすんだからなるく快適になるように僕自身色々試してきたんだけど、その経験をふまえてこうしたらいいというのが固まってきたので紹介しようと思う。
でもまあ座席は普段寝てるベッドとか布団の環境とは全く違うから、そのレベルまで持っていくのは無理。そういうのを求めるならバスならドリームスリーパーとか、飛行機ならビジネスクラス以上の座席を利用するべき。
ベストな姿勢
自然な姿勢で寝る

結論から言うと、画像の姿勢が一番良い。椅子に深く腰掛けて、頭は傾けることなくニュートラルなポジションに置いておく。足は組まない。手はふとももの上に置く。
コツは椅子に座った時の自然な姿勢をキープして、その姿勢のまま寝ることにある。
周りの環境に左右されない
- 窓にもたれる
- 頭を傾ける
上記のことをやってる人がいるかもしれないけど良くない。窓にもたれることに慣れると窓側の席じゃない時に困るし、頭を傾けると起きた時に首を痛める。
この姿勢の一番のメリットは周りの環境に左右されないことにある。窓側でも通路側の席でも、横の人が肘置きを占領する人でも、前の人が座席をめっちゃ倒す人であっても使えるのが強みである。
ただし飛行機で通路側の席だと、隣の人がトイレに行くたびに席を立たなくてはいけなかったりするが、これはどうしようもない。
姿勢に自分を合わせる
重要なことは、自分の好きなようにありのままの姿勢をとることではなく、自然な姿勢に自分が合わせることだ。
上記の姿勢をしておけば周りに迷惑がかかることはないし起きた時も楽。リクライニングを倒すのに後ろの人に気を使わなくてもいいし、窓側の席でも通路側の席でもどちらでもOK。
はじめのうちは慣れないかもしれないが、繰り返すことで段々慣れていく。
自分が寝る時はこの姿勢で寝ると決めて、自分流のスタイルを確立してしまえばよい。
快眠するためのアイテムについて
あった方がいいアイテム
耳栓
必須。これがないと他人の話し声やいびきに悩まされることになる。周りの音をシャットアウトすることで快眠に繋がる。
ノイズキャンセリングイヤホンで代用する人もいるけど、こんなことで電気を消費するのもどうかと思う。寝る時に音楽は聴かないだろうし、普通に耳栓を持っておいたらいい。安くで買えるし、かさばるものでもない。
マスク

飛行機の中は空気が乾燥しているのでマスクをしておくと乾燥対策になる。それにひょっとしたら寝ているときに口を開けてしまっているかもしれないので、それの対策にもなる。
寝る時に口を開けていると喉に悪いし、なによりみっともなく見えるのでマスクはしておいた方がいい。
なくてもいいアイテム
アイマスク
バス、飛行機で寝るならいらない。たしかに着けているとより暗くなるけど、それが眠りにつながっているかというと微妙。夜は照明が消されるしそもそも暗いので、あってもなくてもいい。パーカーのフードを深くかぶったり、帽子である程度は代用可能。
ただし、空港泊をする時など周りが明るい場所で寝るならアイマスクは必須。これがないと寝られない。
ネックピロー
あると首が楽になるアイテム。頭を傾けても首が苦しくならない。
でも上記の姿勢で寝ていればそもそも首の心配をすることがなくなる。あればより楽になるのは間違いないが、使用前に膨らませたりするのは手間だし、このためだけに荷物として持ち運ぶのもどうかと思う。個人的にはメリットよりデメリットが勝っているので必要ない。
まとめ

この姿勢が最強。やはり人間は自然な姿勢でいるのが一番楽。首が痛くならないし、周りに気を使うこともない。
はじめは慣れないかもしれないが、この姿勢で寝ると決めて続けることで慣れる。姿勢に自分を合わせるのが大事。