台湾の金年華三温暖でスペシャルを受けた感想

台湾

風呂・サウナ

2019年3月に台湾の金年華三温暖に行ってきたので、その感想を書いてみる。なお写真はほとんどありません。

そもそも金年華三温暖とは何かというと、この記事を読んでいる方ならご存じかもしれないが、サウナである。中国語で「三温暖」と書いてサウナを意味するようだ。

日本でいうところの、例えば大阪梅田にあるニュージャパンや大東洋によく似ている。受付でお金を払って、館内の風呂やサウナを利用することができる。休憩所や仮眠のできるスペースもあって宿泊することも可能。

場所はここ。台北駅の近く、使用しやすい場所にある。

この金年華三温暖が日本のサウナと決定的に違うのは、追加料金を支払うとスペシャルなマッサージを受けられるところにある。スペシャルが何を意味するのかはお察し下さい。

入店した後、受付でロッカーの鍵をもらって脱衣所に行く。ロッカーはフロア担当の人が持っている鍵と、自分の持っている鍵の2重ロックになっているので、セキュリティ的には安全。

日本人の客が多いのか、従業員は簡単な日本語が話せるので、コミュニケーションで困ることはないだろう。

服を脱いだら風呂。この風呂がかなりしっかりしている。日本のスーパー銭湯のような感じ。スペシャル抜きにして、風呂に入るだけでも満足できる。これだけでも訪れる価値はあり。クアラルンプールのSPAよりよっぽど質が高い。水風呂もある。

風呂を上がった後はガウンを着たり、頭を乾かすスペースがあったりするので、そこを通過して休憩室に行く。ここからが本番である。

マッサージ

休憩室は待合室特有の緊張感のある雰囲気が漂っているような気がした。椅子に座ると、おばちゃんから声がかかる。「スペシャルはどう?」といった感じ。僕はすぐさまOKの返事をした。椅子に座ってから10秒ぐらいしか経っていない。早すぎである。

スペシャルのいらない人は、この段階で断ればその後は声がかからなくなるらしい。その場合は休憩所からロッカーに戻って服を着替えて、受付でお金を払って退店という流れになると思う。

僕の場合はスペシャルを目当てでここに来ていたので、断る理由はなかった。ほとんど休憩する間もなく、おばちゃんについて部屋を後にする。休憩室には他に数人の客がいたが、「あいつ行ったわ」と思っていたかは定かではない。多少恥ずかしいと思う人もいるかもしれない。僕はこういう羞恥心はどこかに置いてきてしまった。

おばちゃんについて行って、館内を進む。廊下はほとんど真っ暗である。途中隠し扉のようなところも通りながら進んでいく。台湾ではこういうスペシャルは非合法なので、警察の取り締まり対策的な意味があるのかもしれない。

数分歩いて、おばちゃんからこの部屋だと言われ入室する。

部屋の中にはマッサージ台が1台と、荷物を入れるかごが置いてあるだけ。中はほとんど真っ暗。恥ずかしいからと部屋を暗くする女性がいるが、そのレベルを超えている。

あまりの暗さに驚いていると、ドアのノックする音が聞こえる。ドアを開けると女性が立っていた。暗すぎて顔がよく見えないが、おそらく年齢は30代後半ぐらいだろうか。ショートカット、普通体系。気に入らなかったらチェンジもできるらしい。 僕はチェンジしなかった。

その後は触ってるだけみたいなマッサージを受ける。技術はあまりない。というか、そもそもこの暗さであまり見えてないと思う。

スペシャルについては可もなく不可もなくといった感じ。

一通り終えるのに、1時間弱ぐらいだろうか。終わったら休憩室に戻ってまたゆっくりしたりできる。

僕はもう休憩するつもりはなかったので、すぐに服を着て退店した。帰りに受付で代金を支払う。入浴料は正確な金額を忘れてしまったが、4000元ちょっと(15,000円ぐらい)だった。風呂だけだと500元らしい。

まとめ

風呂は素晴らしい。繰り返しになるが、これのために訪れる価値あり。

スペシャルは微妙。お相手にもよるが、約15,000円払ってこれは正直コスパ悪いと思う。日本とそんなに変わらない。海外では顔を見て相手を選べるところが多いが、ここはそうではないし。

ただサービスが悪かったかというと、決してそうではない。互いに拙い英語でコミュニケーションをとったり、過ごした時間は結構楽しかった。あくまで費用対効果という点において、他にもっといいところがあると思うだけである。

他のブログを拝見していると、ここの女性は比較的年齢が高いようだ。若くないと嫌、という人は厳しいかもしれない。ストライクゾーンが広めの人の方が向いている。

総評:風呂◎、スペシャル△