2019年8月、バンコクにあるクロントゥーイ市場に行ってきた。
クロントゥーイ市場は観光客がほとんどいない地元の人が利用する市場で、現地の人がどういう生活をしているのかを見ることができる。
観光スポットばかりではなく、観光客が行かないようなところも訪れてみると、その国の人の本当の生活や現実を知ることができるので、僕は有意義だと思っている。
クロントゥーイ
行き方
最寄り駅は地下鉄の「クロントゥーイ」駅だが、駅からわりと距離があるので電車ではなくタクシーを利用した方がいい。
僕はGrabバイクを利用して訪れたが、市場の目の前に降ろしてくれるの助かる。
治安
クロントゥーイ市場は、バンコク最大のスラム地域の中にあるので治安について心配する人が多いかもしれない。しかし、僕は実際に行ってみて治安は悪いとは思わなかった。
タイ自体が治安の良い国なので心配するに越したことはないが、最低限の注意をしておけば十分だと感じる。
- カバン(リュックサック、ボディバッグ)は体の前で持つ
- なるべくポケットにスマホ、財布を入れない
僕はこういう治安に不安のある場所に行くときは上記の対策をしている。これで今のところスリにあったことはない。
行ってきた
クロントゥーイ市場は主に食料品を扱っている市場なので、生臭い臭いがしたり、地面が濡れていたりする。だから、汚れてもいいような服装で行くことをおすすめする。
果物
ドリアンやマンゴーなど、野菜や果物が販売されている。タイに行って食べるマンゴーはこういうところで仕入れているのかと感じる。
肉
肉というか、鳥そのものが売られている。狭い檻に入れられてなかなか辛そうである。この鳥たちがカオマンガイになると考えると、感謝の気持ちが絶えない。
ニワトリだけではなくてアヒルも売られている。チャイナタウンで食べられるアヒル肉はここのアヒルかもしれない。
生肉がたくさん売られている。このエリアは生臭さがすごく、思わず顔をしかめてしまうほど。もしかしたら肉が山積みになっていて苦手という人もいるかもしれない。
この暑さで生肉を置いておいて腐ったりはしないのだろうかと衛生的に心配になるが、大丈夫なのだろう。日本ではまず見られない光景。
豚肉、鶏肉といった一般的な肉はもちろんあるけど、カエルのようなゲテモノ(失礼)の肉も販売されていて、見ていて面白い。買う気にはならないけど。
肉の上には数字の書いた紙が置いてあって、これはおそらく値札だと思われる。100gで50バーツとかそういう金額で売られているのだろう。
肉が大量に干してある。集合体恐怖症ではないが、同じものが大量に密集していると気持ち悪さを感じる(笑)
魚
当然魚も売っていて、生臭いのは肉売り場と同じ。このエリアは地面がビショビショで水たまりができていたりするので、注意が必要。サンダルを履いていて水たまりを踏むと、足が魚臭くなってしまいそう。
カメとうなぎ?のような謎の魚も売られている。
周辺のスポット
カオマンガイ ソムポーン
クロントゥーイに来たらぜひ食べてみてほしいのがここの「カオマンガイ ソムポーン」のカオマンガイ。タイでは色々なところでカオマンガイを食べているが、ここのは上位に入る。
値段は50バーツと非常にリーズナブルな価格でありながら、しっかりと味の染みた鶏肉と、パラパラご飯、付けダレが合わさってめちゃうまい。
ここの鶏肉はクロントゥーイ市場で売られている鶏肉を使っているのだろうか。そんなことを考えながらすぐに完食した。鶏に感謝である。
まとめ
観光客の全然いないローカルな市場だけど、見ごたえがあるので是非訪れてみてほしい。
午前中に観光して、昼食にカオマンガイを食べて、別の場所に行く感じのルートがいいと思う。