2020年3月に、大阪にあるストリップ劇場「東洋ショー劇場」に行ってきた。
ストリップショーとは音楽に合わせて女性が服を脱ぎながら踊るショーのことで、日本では昭和の時代から約70年の歴史がある。昔はすごく人気があったようだが、時代の変化とともにその数が減少してきている。
そんな時代背景もありながら、東洋ショー劇場では今でもなお昔ながらのストリップショーを鑑賞することができる。
アクセス
- JR・天満駅
- 阪急・天神橋筋六丁目駅
どちらの駅からも歩いて10分ぐらいで行くことができる。
天満といえば、大阪の中でも特に飲食店の値段が安いことで有名。食事をするところには困らないだろう。
システム
料金
- 入場(一般):3,500円
- 早朝:3,500円+撮影券
- 深夜(21時45分):2,500円
- 撮影、ドリンク:500円
入場料は基本的に3,500円。建物に入り、階段を登っていくと券売機があるのでそこでチケットを購入する。券売機のすぐ横に受付があるのでそこでチケットを渡せばいい。
上映時間の直前になると劇場の入口に列ができていて、そこに並んで入場する。客層は40代~50代の男性が中心で、女性はいなかった。
受付では出演者5人が写った写真が2種類販売されている。1枚500円なので記念に買ってみるのもおすすめ。ただ他人に見られたら気まずい。
その他、ショーケースの中に出演者が踊っている最中を撮った写真も販売されている。こちらは普通に裸が写っているので、上記の全員の集合写真よりも他人に見られた時のダメージは大きい。
受付の横にはバーが併設されていて、お酒を飲むことができる。ドリンクは一杯500円。
上映時間
- 1回目:13:00~15:15
- 2回目:15:35~17:50
- 3回目:18:10~20:25
- 4回目:20:45~23:00
1日に4回、上記の時間でショーが行われる。1回のショーは約2時間。人によっては1日に複数回観る人もいるらしい。
2時間というと映画と同じくらいの長さなので観に行く前は驚いたが、いざはじまると結構すぐに時間が経つ。途中に休憩の時間もある。
ショーの流れ
劇場
写真の撮影は禁止されている。
劇場の中は客席が129席あり、早い者勝ちで好きな場所に座れる。僕が行った時はコロナウイルスの影響もあってか客数は30人ぐらいだった。
コロナウイルス対策で、中は2か所空気清浄機が稼働していた。
正面にステージがあり、ステージからランウェイが伸びていて、その先に円形のスペースがある。これらの場所を使ってショーが行われる。
踊り
出演者は全員で5人で一人ずつ交代でステージに出てきて踊る。一人あたりの時間は20分弱といったところだろうか。
全員が揃うのはフィナーレの時だけで、基本的にひとりで踊っているところを鑑賞する。ダンスのクオリティはめっちゃ高くてさすがプロだと思わされる。
踊っている間はポップな曲からダークな曲まで様々な種類の音楽が流れていて、はじめは衣装を着ているのが音楽が進むにつれて脱衣していき最終的には上も下も見える状態になる。
一人3~4曲踊ってその人のパートは終了で、その後再びステージに出てきて感謝のダンス?をする。このダンス中にチップを渡すことができる。僕が行った時は1,000円を渡している人が数人いた。
休憩・写真撮影タイム
2人のダンスが終わった後は10分の休憩時間で、この時間に先ほど踊った2人と写真撮影をすることができる。金額は500円。人気があって並ぶ人と、そうでない人が結構はっきりしていた印象。
この後、残りの3人が踊ってそれが終わったらまた写真撮影タイムがある。
ファンサービス
ファンサービスが充実していて、常連さんを作るというかお客に楽しんでもらおうというのをすごく感じた。
- 写真撮影タイム
- ジャンケン大会
- ビンゴ大会
休憩時間の写真撮影タイムもそうだし、5人のダンスが終わった後はジャンケン大会をして勝った人は賞品がもらえたり、僕が行った日はビンゴ大会をやっていたようだ。
一番最後の退場する時に出演者がパンツを客席に投げて、それの奪い合いみたいになってたのが印象的。ちなみに僕はとれなかった。
こういうファンを作る取り組みをやっているからこそ、営業を続けていくことができるのだろうと思う。
おすすめの楽しみ方
出演者の情報を事前に知っておくと良い
前述の通り、出演者は全員で5人いる。この5人は10日おきに交代するようで公式サイトから確認することができる。
ショーの中では出演者の紹介はほとんど行われることなく進行していくので、事前に調べておかないと名前とか何もわからないまま最後まで観ることになる。
なので、事前に出演者5人の情報を調べておくとよりショーを楽しむことができると思う。
具体的な方法としては、Twitterのチェック、あと人によってはムフフなビデオに出演していたことがあったりするので、それを観たりすると出演者のことを知ることができてショーをより楽しめると思う。
是非一度観に行ってみて下さい。