まだコロナで騒ぎになる前の2020年1月に、クアラルンプールにあるスパ「FUJI」に行ってきたので、その感想や情報を書こうと思う。
※2021年1月現在、Googleで検索すると「臨時休業」と表示されているので、コロナ禍で休業していると思われる。
場所
地図
最寄り駅はPudu駅で、歩いて10分ぐらいの位置にある。建物は非常に大きく、目立っているので見逃すことはないだろう。周辺は人通りが少なく、夜になると不安な感じがする。
また、すぐ近くにOneStop Food Courtがある。ここは「売春フードコート」と呼ばれているフードコートで、一見すると普通のフードコートで食事もできるが、中にいると女性から声をかけられるという場所になっている。
遊ぶかどうかは別として、一度覗いてみるのもいいと思う。中にはステージがあって、踊りや歌を楽しむことができる。
システム
入店
入口のドアから中に入ると、止まっているエスカレーターがあるので、そこから2階に上がる。
2階に上がると富士山温泉と書かれた看板がある。平仮名の表記があるのは、それだけ日本人の利用が多いということを表しているのかもしれない。
ここまでは周りに人がいないので、気軽に写真を撮ることができるが、ここから先は衆目を集めるため、撮影は難しい。
料金
料金は238リンギット(約6,000円)。
この金額で大きな湯船につかり、マッサージを受けることができるのでコストパフォーマンスは優れていると思う。
風呂
受付で料金を支払ったら、ロッカーに案内されるのでそこで脱衣し、先に風呂に入る。
風呂は大きな浴槽がいくつもあって、さながら日本のスーパー銭湯のような感じだが、設備には古さが感じられる。テレビも備え付けられていて、それを観ながら風呂でゆっくりすることができるわけだが、フロアの隅には常に店員が立っていて、なんだか落ち着かない。
僕が訪れた時は客が少なく、風呂を利用しているのは自分一人だけだったので、余計見られているような気がして、風呂は気持ちいいがあまりリラックスはできなかった。
マッサージ
風呂から上がり、服を着ると、広い部屋に通される。
ここでは飲み物を注文してゆっくりすることができる。すると、店員からマッサージに行くかと聞かれるので、OKなら別室へ案内される。とはいえ飲み物を飲んでいる途中なので、自分のタイミングで行ってもいい。
別室では目の前に女性が並ぶので、その中からひとりを選ぶ。人数は僕が行った時は6人ぐらいで、国籍はベトナムとインドネシアだった。
主観にはなるが、クアラルンプールにある別のスパ「HOKKAIDO」と比べると、女性の年齢層は高めで、全体的なルックスは下だと感じた。もちろんタイミングにもよると思う。
女性を選ぶと個室に行き、そこでマッサージを受ける。
部屋はシャワーとベッドが置いてあるだけの簡素な造りで、先にシャワーを浴びてから行為に及ぶ流れとなる。予め風呂に入っているのにまたシャワーを浴びるのかと感じないこともない。
僕が選んだのはインドネシア人の女性だったが、まあまあな塩対応で結構苦労した(笑) もちろん人によると思う。
事を済ませたら、先ほどの広い部屋に戻るのだが、再びゆっくりすることもできるし、退店するか自分のタイミングで選ぶことができる。
まとめ
- 安価(約6,000円)
- 湯船に浸かれる
- 設備は古い
- 客が少ない
FUJI SPAの特徴をあげるとすれば、こんな感じだろうか。
クアラルンプールにある別のスパ「HOKKAIDO」と比較すると、こちらの方が20リンギット安くで利用できる点と、湯船に浸かれるという点で優れている。
ただし、他の客が少なかったのと、設備の古さを感じることもあってあまりリラックスできなかった。
また、女性のスタッフについてはHOKKAIDOの方が上だと感じた。
以上、遊びの満足度については、他の店の方が上だと思う。しかし、湯船に浸かれる大きな建物というだけで、訪れるだけでも面白いし、思い出になると思うので、一度行ってみてほしい。