シンガポールのゲイランに来たけど、何を食べようか迷っているという方に僕のおすすめを紹介します。
ゲイランというと夜の町のイメージがあって、危険な場所と思っている人は多いと思います。女性は夜に訪れるべきではないとか、そういう悪い印象を持たれてしまうような紹介のされ方で、まあそれは正しい部分もあるのですが、だからといってはじめから行かないと決めてしまうのはもったいない。
ゲイランは特に治安が悪いわけではなく、夜が不安なら昼に来れば問題はありません。シンガポールの中でもここでしか感じられない雰囲気があったりするので、是非訪れてみて下さい。
ゲイランのグルメの特徴
- 東南アジア感
- 安い
- 中華、マレーシア系
ゲイランのグルメの特徴はこのようになっています。
東南アジア感
東南アジア感て何やねんという感じですが、僕の中では雑踏、活気、清潔でない(良い意味で)の3つだと思っています。
シンガポールは観光政策によって、道に落ちているゴミもとても少なかったり、主要エリアは綺麗に整備されています。しかしゲイランはそういう清潔さというよりかは上記の東南アジア感を感じられる場所となっています。
安い
シンガポールはもともと物価が高いこともあって食事にかかる費用も高いです。特に観光地では観光地価格もあるのか、驚くような価格のレストランもあります。
ゲイランはそのような場所ではなく、シンガポールでは安価に食事ができる場所なので価値が高いです。
中華、マレーシア系
この地区は中華料理とマレーシア料理がメインとなっています。
シンガポールの有名な料理としてハイナンチキンライスやバクテーがありますが、それらもこのゲイラン地区では食べることができます。
Leong Kee (Klang) Bak Kut Teh
地図
バクテー
バクテーは肉を鍋で煮込んだ物をご飯にかけて食べる料理です。もともとはマレーシアで生まれたそうですが、シンガポールでもポピュラーな料理です。
バクテーはシンガポール系とマレーシア系で見た目や味が大きく違うのですが、この店のバクテーはマレーシア系。漢方というか薬草感を感じられるスープが特徴です。
土鍋で煮えたぎった状態で提供されるので、ある程度冷めるまでは口にできないほど熱いです。
味についてですが、人によって好みの分かれる味だと思います。薬草感に胡椒のピリッとした風味が合わさっている味で、苦手な人もいるかもしれません。
だから万人におすすめというわけではないですが、日本では味わうことのできない料理なので食べる価値はあります。
カエル
理由はよくわからないですが、なぜかゲイランではカエルがよく食べられています。日本でカエルというとゲテモノ料理という感じですが、せっかくなので食べてみるのもいいと思います。
ホーカーズ
安価で食事を提供している屋台や店舗の集まりをホーカーズと呼びます。ゲイランではホーカーズがあちこちにあるので、手軽に食事をするならここが一番良いでしょう。
ハイナンチキンライス
ハイナンチキンライスは茹でた鳥肉をご飯に乗せて食べる料理です。タイのカオマンガイと同じで違いはほとんどありません。スープがついてくるところも同じです。
同じ料理ではありますが、国によって付けダレに違いがあります。僕の感想では、タイの付けダレは味噌のような感じですが、シンガポールのはスパイシーでさっぱりした感じです。
どちらが好きかは人によると思いますが、個人的にはタイのカオマンガイの方が好みです。
金額は3ドルとかだったので、安価なのも良いです。
まとめ
おすすめグルメという題でありながら、好みが分かれる味とか、他の国の方が美味しいとか書いてしまってますが、あくまで個人の感想ということで話半分で訪れてみて下さい。
どの料理も日本では滅多に食べられないものなので、おすすめです。