アユタヤで象乗り体験してきた。料金や感想など

タイ

アユタヤの象

アユタヤでは象が歩いているのをよく見かける。もちろん野生ではなくて人間に飼われている象なのだが、料金を払えば上に乗って散歩することができる。

タイの象は種類でいうとアジアゾウになる。アフリカゾウと比べると体が小さいと言われているけど、近くで見ると迫力がある。

タイ人は昔から像を飼いならしていて、労働力としたり、時には戦争で使ったりしてきた。だからタイと象は深いつながりがある。

象ってイラストだとかわいく描かれているからそういうイメージを持ってしまうけど、実物を見ると目が結構怖い。何を考えているのかわからない不気味さを感じる。

エレファントキャンプ

場所

象に乗れる場所はここ「エレファントキャンプ」。

アユタヤではもう1か所「エレファントビレッジ」というところでも象に乗れるそうだが、そちらは料金が高いとか、ぼったくられたとか、チップをしつこく請求されたとかそういう悪評が目立つので行かない方がいいだろう。

料金

チケット売り場でチケットを購入する。約20分で400バーツ

象に乗る時の注意点が書いてある。普通に日本語で書かれているので読めないことはないだろう。

キャンプ内

エレファントキャンプというだけあって、当たり前だけど象がたくさんいる。こんなにたくさんの象を見られるところは他にないのではないかと思う。

象に乗る

チケットを買ったら、写真に写っている階段を登って係の人に渡せばいい。列ができていて待ち時間があったりするけれど、10分も待てば順番が回ってくる。周りは家族連れが多く、僕のようにひとりで列に並んで象に乗る人はいない。すげーぼっち感を感じるけど、象には乗りたい。

象の背中には2人分のスペースがある椅子と、日傘が取り付けられている。どうやって固定されているんだろう。

象の背中に固定されている椅子に座れば、後は象使いが上手くやってくれるので座っているだけでいい。歩いている間は結構揺れるのでどこかを掴んでいた方がいい。

座っている間は象の体に足を置くんだけど、なんだか象に申し訳ない気持ちになる。でも象の皮膚はゴムのタイヤみたいな触感でものすごくしっかりしてるので多分象はなんとも思ってない。

象使いが付けているネームプレートには乗っている象の名前が書いてある。この象の名前は「サイアム」らしい。オスかメスかは不明。

エレファントキャンプの周りをぐるりと1周する。車や歩行者は全て視線より下にあるのでなんだか気分がいい。それに周りからものすごく写真を撮られてちょっとした人気者気分を味わえる。人気があるのは自分ではなくて象だというのはわかっている。

途中で象の休憩タイムだろうか、水場になっているところで象が水浴びをする。その時に象が水をあたりにぶちまけて、それが自分にもかかるので閉口する(笑)

20分ぐらい歩いて、エレファントキャンプに戻って象乗りは終わり。象乗りは日本にいても体験できるところは少ないので、せっかくアユタヤまで来たのだから体験してみるのがいいと思う。