カオサンロードに行って普通の道だと思った

タイ

カオサンロードというと、「バックパッカーの聖地」と呼ばれていて、安い宿がたくさん集まった旅の拠点として有名な場所として知られている。

しかし、それは過去の話で現在はその面影はないと言われているので、2019年8月に行って見てきた。

カオサンロードはとても不便な場所にあって、電車の駅が近くにないので、タクシーやGrabを利用して行くのがメインの交通手段になると思う。

観光スポットのワットアルン、ワットポー、ワットプラケオの近くにあるので、そこを観光した後訪れるとルート的に無駄が無いのでいいと思う。

僕はワットプラケオから歩いて行ったが、これはおすすめしない。地図で見ると距離が結構近いので歩いても問題なさそうに見えるが、この辺りは交通量が多くて道を渡るだけでも疲れる。強い日差しもあって体力を消耗するので、微妙な距離だけどタクシーを利用した方がいい。

カオサンロードの看板。

写真で見た光景が目の前に広がっていて少しテンションが上がる。

  • マッサージ店
  • 欧米人
  • タトゥーショップ

結論から言うと、個人的にはカオサンロードはこれらがよく目に付く道で、特に観光するようなところは無いと思った。名前は有名だけど、別に行っても行かなくてもみたいな感じ。

冒頭に書いた、昔はバックパッカーの聖地だったけど今は違うというのはその通りだと思う。スマホなどテクノロジーの発達した現代においては、こういう場所を訪れなくても旅に必要な情報を知ることができる。

だからバックパッカーの聖地的な要素が薄れていくのも必然だろう。

タトゥーショップがあって、欧米人が昼から酒を飲んでるみたいな場所でその雰囲気を感じるだけで充分だと感じた。

マッサージ店は30分150バーツとかで非常に安い。これは嬉しい。

悪口ばっかり書いてしまってるような気がするが、夜になると大音量で音楽が流れて皆が踊って、昼とはまた違う雰囲気になるようだ。だから夜に来たらまた違う印象を持つかもしれない。

まあでも、夜ならここじゃなくてソイカウボーイに行った方が楽しい。女性は知らんけど、男性なら10人中9人はそう思うはず。

長期滞在するならともかく、長くても1週間とかの短期で旅行している人がほとんどだと思うので、バンコクの貴重な夜はそっちに使った方がいい。意識低すぎてすみません。

この辺りはシルバーアクセサリーの店が集まっていて、日本よりずっと安くで買えるみたいなので、お土産にいいと思う。シルバー製品をここで仕入れて日本で売っている人もいるようだ。

カオサンロードはバックパッカーの聖地とはもう言えないけど、名前が有名なので一度は訪れてみるといいだろう。