2019年8月にバンコク最大のスラムと言われているクロントゥーイに行ってきた。
ここは古い線路沿いに人々が家を建てて生活をしているという場所なのだけど、場所がわからなくてたどり着けなかった。
なので、クロントゥーイスラムの周辺に行ってきたという方が正しいかもしれない。
場所
線路沿いの民家
行く前に調べておけという話だけど、散々現地で右往左往して結局暑さに負けて撤退するという残念すぎることになったので、もしこれから行こうとしている人のために場所を記しておく。
帰国してから調べているのはお笑い以外の何物でもないが、有名?な線路上のスラムは上の辺りにあるので参考になるかと思う。
クロントゥーイ駅を出て西に行き、大きな交差点を左折したところに線路の入り口がある。
高速道路沿いに使われなくなった線路があり、この線路沿いに人々が家を建てて生活しているらしい。自分の目で見られなかったのがとても残念。
治安
悪くない
この周辺を歩いてみた感じでは治安は悪いとは思わなかった。路上生活者が道で寝ているとか、薬でおかしくなっている人がいるわけでもなくいたって平和。
じろじろ見られる
観光客が珍しいのかよそ者が気になるのかはわからないが、歩いているとじろじろと見られる。僕が受けた感じでは、気に入らないとか怒っている等の負の感情ではなく、純粋な興味であるように思った。
写真の撮影をしたいところだが、見られている中でスマホを取り出して撮影はやりづらい。だから自然と隠し撮りをするような感じになってしまう。
周辺
さて、僕は滞在中は線路沿いの民家の場所がわからなかったので、周辺をずっとぐるぐるしていた。その時の写真があるので解説していく。
午前11時ごろ、クロントゥーイ市場を観光した後にスラムに行くつもりだった。とりあえず高速道路の下にあるという情報は知っていたので、そこに向って歩いていく。
観光客が全くいないローカルなところで車やバイクはすごく多いが、歩いている人はほとんどいない。炎天下の中で体力を消耗するので、熱中症に気を付けなければならない。
高速道路が見えてきたらその下にスラムがある。
人がバイクと車がたくさん走っている大通りとは雰囲気がガラリと変わる。使われなくなった線路と、人の生活感が合わさり何とも言えない感じ。
人とすれ違うこともできないくらい狭い通路のある住宅街があったりして、こういう生活もあるのかと思わされる。
バンコクは都会で観光地がたくさんあるけれど、観光地ばかりではなくてこういうところも見ることが、その国の本当の姿を知ることに繋がると思う。
冷やかしの気持ちで行ってはいけないが、興味があるなら行ってみてはどうだろうか。