一騒動起こしたRAVPowerの充電器がコスパ良すぎる件

ガジェット

スマホ、タブレット、ノートPCなど現代人は多くの電子機器を日常的に使用している。
そんな現代人にとって充電器は欠かすことができない。

ということで、この記事ではかつてAmazonで販売されていたRAVPower(ラブパワー)というブランドの充電器について紹介したい。

結論を言うと、記事タイトルにもある通り、このブランドはAmazonの販売ルールに違反してしまい、販売ができなくなった。しかし今でもノーブランドとして販売を続けていて、前よりも格安で手に入れることができる、という内容になる。

RAVPowerブランドの消滅

かつてのRAVPower

充電器をAmazonで販売しているブランドだと現在ではAnkerの1強になっているが、それまではRAVPowerをはじめ他のブランドも存在していた。

RAVPowerの製品は品質が良く、決してAnkerより劣っているということはなかったし、実際に僕も前に購入したRAVPowerの充電器を今でも使用している。

ガジェットブロガーとかレビュワーの記事を見ていると、充電器はAnkerか、RAVPowerのどちらかを使っているというような感じで、結構いい競争だったように思えた。

しかし、RAVPowerはとある事件をきっかけにAmazonでの販売ができなくなってしまう。

消えたRAVPower

RAVPowerは不正レビュー問題により販売ができなくなってしまった。
不正レビューとはサクラを雇って高評価を付けさせることで、見ている人にあたかもその商品がすごく優れているかのような印象を与えることだ。「令和最新版」とか商品名に入れてる中華業者がよくやりがちである。

RAVPowerがやっていたのは、「レビューしたら、お礼にギフトカードを貰える」というもの。

お金が貰えるならそりゃレビューするよねってことで、RAVPowerの製品は多くの高評価を獲得していた。ユーザーからの評価が高くなるとAmazon内での評価も良くなり、検索した時に上位に表示されやすくなったりと様々な恩恵がある。

RAVPowerは、Ankerなど他のブランドとの勝負に勝つためにこういうことをしていたのだろう。品質は悪くないのだから、正々堂々と販売すればいいものを、この不正が明るみになってRAVPowerはAmazonでの販売ができなくなってしまった。

ちなみに、この不正レビューについては、僕が以前スマート電球を購入した時も同じことがあった。

詳細は上の記事を見ていただきたいのだが、中華業者はこういうことをやりがちで、販売ルールを破ってでもライバルを出し抜くみたいなところがある。

RAVPowerの現在

RAVpowerの名前を消して販売している

そうしてAmazonから締め出されてしまったRAVPowerだが、商品は実は今でも販売されている
ただしRAVPowerという名前を使用できないため、ノーブランドになっていて、パッと見ただけではわからない。

この商品なんかがそうで、RAVPowerとはどこにも書いていない。しかし一度でもRAVPowerの製品を使ったことがあればわかる、これは間違いなくそうだ。

ということで、上記の商品を購入してみた。

箱や本体にはもろにRAVPowerと書いてある。商品名とか商品画像に名前を入れることはできないけれど、こういうのは問題ないのだろうか。

コスパ良すぎ

この商品は2022年4月現在、1,999円で販売されていて、なおかつ僕が購入した時は30%オフのクーポンが付いていた。なので1,399円で購入できたことになる。

充電ポートが2つあって合計30Wの充電器が1,399円というのはめっちゃ安い。在庫を処理するために格安で販売しているのだろうか。

ノーブランドで販売されているとはいえ、商品の質自体はRAVPowerであって悪くない。販売業者のやり方は良くなかったけれど商品自体に罪はないってところで、これだけ安くで買えるのだから、選択肢としてはありだと思う。

僕の持っている65Wの充電器も購入した時は5,000円弱したのが、今は3,000円ほどになっている。