ベトナム、ホーチミンの観光名所で僕が訪れた場所を紹介する。
ホーチミンの観光名所は結構固まっているので、1日か2日もあれば全部見て回ることが可能。なので、2泊や3泊ぐらいでも日程的に厳しいということはない。
でも1週間近くの滞在になると、後半は見るところがなくなって暇になると思う。だから、その場合はクチトンネルやメコン川など、遠方の観光スポットを訪れることをおすすめする。
サイゴン大教会

ホーチミン(サイゴン)は昔フランスの植民地だったので、フランスの影響を受けた建築物が市内にいくつか存在している。この教会もその中のひとつ。
このあたりは緑もあり、ホーチミン市内ではかなり綺麗な場所。たくさんの観光客が写真を撮影している。教会の前にあるのは聖母マリア像。2005年に涙を流したとかで話題になったらしい。
普段日本で生活していると、キリスト教の世界観を体感することが少ないと思う。だから外国でそういうものに触れるととても新鮮に感じる。建物自体も荘厳な雰囲気が漂っていて素敵。
サイゴン中央郵便局

これもフランスの影響を受けた建築物のひとつ。サイゴン大教会のすぐ近くにある。
たくさんの観光客が訪れて混雑している。中にはたくさんの売店があるので、お土産を買うのにちょうどいい。雑貨や小物など、飲食物以外の物は大体ここに置いてある。

お土産屋がたくさんあって何の建物かわからなくなってくるが、ここは郵便局である。なので、当然手紙や郵便物を送ることができる。観光客が利用することはあまりないかもしれないが、現地の人は実際に利用している。
世界の主要都市の時刻を示した時計があったりして、見ているだけでも面白い。
ベトナム戦争証跡博物館

僕がホーチミンを観光するにあたって一番来たかったところ。1960年代~70年代に起こったベトナム戦争の歴史を知ることができる。
他の観光スポットからは少し離れている。歩きでも全然問題ないが、めっちゃ暑くて体力を奪われる。タクシーやバイクタクシーを利用するのがいいと思う。
入り口でチケットを買って入場する。入場料は40,000ドン(約200円)。安い。

建物の外には戦車、戦闘機などの兵器が展示されている。
館内ではベトナム戦争の悲惨さを伝える写真が多数。他に実際に使用された銃火器や、ホルマリンに漬けられた奇形児の標本などが展示されている。
衝撃的、ショッキングな展示物が多く、館内は静寂に包まれている。なかには涙を流す人も。
重い気分になり観光どころではなくなるかもしれない。しかし、これは本当にあった出来事。こういうこともあったんだと知っておくことは決して無駄にはならない。
ホーチミン人民委員会庁舎

これもフランスの影響を受けた建築物のひとつ。前の広場で右手を挙げるホーチミンの像が印象的。中に入ることができないので、何のための建物なのかいまいちよくわからない。
グエンフエ通りの端にある。グエンフエ通りの両脇にはホテルやビルなど、大きな建物が並び、中央は広場のようになっている。物を売っている人や、休んでいる人、観光客がたくさんいる。写真のように夜になると建物がライトアップされて綺麗です。
ベンタイン市場

ベンタイン市場。「ベトナム、ホーチミンのベンタイン市場でコピー商品を値切る」の記事で詳しく書いています。
コピー商品、衣料品、食品、フードコート、雑貨など生活に必要なものはすべてここで手に入る。観光客もたくさん。
夜になると市場の両脇にもマーケットができてすごいことになる。
現地の人にベンタインといっても通じない。発音はどちらかというと「ベンタン」の方が近い。
観光客はボッタくりの値段を言われるので、値段交渉は必須。買い物をするだけでかなり疲れる。苦手な人は別の場所で買い物することをおすすめする。ここで売ってるものは他の場所でも手に入る。雰囲気を体感するだけでも楽しいです。
サイゴンスカイデッキ

68階建ての高層ビル。展望フロアからホーチミン市内を一望することができる。入場料は20万ドン(約1,000円)。

東京スカイツリー、ペトロナスツインタワー、台北101など観光地には大体このようなビルの展望台があり、大体絶景である。この景色を見るとホーチミンって結構な都会だと思わされる。
僕が訪れたのは昼だったが、夜に来ても夜景が綺麗だと思う。
館内はお土産店やカフェも併設されているので、高いところから見下ろしながらゆっくりすることができる。
また、ペットボトルに入った水が無料で配られているのが嬉しい。僕はここで「complimentary」という英単語を覚えました。