ホーチミンのレタントン通り沿いに日本人街がある。
そこにはラーメン屋、日本食のレストラン、マッサージ店、ガールズバー、カラオケ店などが多数あり、食事をしたり、遊んだりするのに適している。
ベトナムではマッサージが日本と比べて非常に安くで受けられるので、 好きな人にとっては天国だと思う。実際僕も滞在中はほぼ毎日マッサージを受けていた。
マッサージ店には2種類ある。真面目なマッサージと、不真面目なマッサージである。記事のタイトルでは「怪しい」と「怪しくない」になっているが、僕はこっちの言い方の方が気に入っている。
それぞれ何を意味しているのかはご想像にお任せするが、まあそういうことである。お察し下さい。真面目なマッサージ店は入口に「まじめなマッサージ」と書いてあったりするのでわかりやすい。
逆に、マッサージ店の前にアオザイを着た若い女性がいて、強烈な勧誘を受けるような店は怪しい。勧誘がひとりでなく、複数ならもっと怪しい。
僕が実際に訪れたマッサージ店をいくつか紹介する。
Kawaii Spa
不真面目なマッサージ。緑地に白い文字の看板が特徴。アオザイを着た女性が店先にたくさん座っている。店の前を通ると、とおせんぼされるわ腕を掴まれるわで大変手厚い勧誘を受ける。
真面目なマッサージだと思って入店すると、メニューを見せられてプランを選ぶ。オープンスペースか個室を選べるみたいだが、やたらと個室を推してくる。オープンスペースを選ぶと普通のマッサージを受けられるのかはわからない。
店内では女性スタッフの視線が一斉に向けられるので、かなりのプレッシャーを感じる。
個室を選ぶと目の前にずらっと女性が並ぶ。いわゆるショーアップ。並んだ女性は10人ほど。皆スレンダーでかなりレベルが高い。僕が行った時は誰にしようか悩むほどだった。今から思えば不真面目さMAXだが、僕はまだ普通のマッサージだと思っていた。
女性を選んで個室に移動する。すると、服を全部脱いでと言われる。おかしい。マッサージ着に着替えるならまだしも、この場で全部脱げと言われることがあるだろうか。
そしてなんと次にシャワーを浴びるらしい。シャワーでは下半身を念入りに洗われる。おかしい。女性は服を着ているとはいえ、こんなサービスがあるわけない。
この時点でようやく僕もこれは真面目なマッサージではないということに気が付いた。が、時すでに遅しである。ほどほどにマッサージが進んだところで女性から告げられる。
金額については記憶が定かではないが、手は100万ドン(約5,000円)、 口は150万ドン(約7,500円) 、 ブンブンは400万ドン(約20,000円) ぐらいだったと思う。そしてやたらとブンブンを推してくる。おそらく一番値段が高いからだろう。
しかしこれらの金額はどう考えても高すぎ。ボッタくる気満々である。日本ならふーんそれぐらいかもと納得してしまうかもしれないが、ここは日本ではない。
高いとごねていると、値段が最初の言い値の半額ぐらいに下がる。値切りすぎるのも相手がかわいそうなので、ほどほどのところで交渉を成立させて事を済ませた。
以上、この「Kawaii Spa」は不真面目なマッサージ店なので、行かれる方は注意されたし。
Fuji Foot Spa & Massage
真面目なマッサージ。女性にもおすすめ。
1時間1,000円ぐらいでフットマッサージを受けた。施術師は40代の女性。普通に気持ちよかった。こちらの反応を見てニコって笑ったりするのが印象に残っている。
Golden Lotus Spa & Massage Club
真面目なマッサージ。女性にもおすすめ。店内は綺麗で落ち着く。
1,500円ぐらいでボディマッサージを受けた。施術師は40代の女性。これも普通に気持ちよかった。帰りにフルーツをお茶が貰える。