フィリピン、マニラのニノイ・アキノ国際空港に着いてからの市内への移動手段はGrabタクシーを利用するのが一番いい。
そもそも空港から市内へはバスか、タクシーの2択。不便なことに電車はない。
普通のタクシーはぼったくられる危険性があり、精神的に消耗するのでおすすめではない。クーポンタクシーも然り。バスは停車する場所からホテルに移動する手間がある。
よって、市内への移動はGrabをおすすめする。
Grabの登録は日本で済ませておくことを勧めます。現地ではSMSが届かなくて登録できない可能性がある。実際に、僕はそのせいでベトナムでGrabが使えなかった。
僕がいたのはターミナル１。到着ロビーを外に出るとGrabのカウンターがあって、結構人が並んでいるが、ここを利用する必要はない。Grabの車がここに来るわけでもないので、何のためのカウンターかよくわからない。
普通にアプリを起動して目的地を選ぶだけでいい。おそらくドライバーは空港の近くにたくさん待機しているので、すぐに捕まる。
注意事項として、呼んだGrabタクシーは到着ロビーではなくて、出発ロビーの前にやってくるので、そこで待っていないといけない。そうしないとドライバーが到着してるのに見つからないし、迷惑をかける（経験済み）。
到着ロビーから階段を降りると、出発ロビーに着くのでそこで待機すればいい。Grabのアプリで車のナンバーが確認できるので、同じ車が来たら乗車する。
「ハロー」と最初に挨拶だけしておけば、後は目的地まで行ってくれるのでとても楽。クレジットカード支払いにしておけば、降車時に料金を払う必要もない。
そして、おそらくドライバーから高速道路を利用するかどうか聞かれるので、利用する場合は50ペソをドライバーに渡す。僕は高速道路を利用したが、ここもわりと渋滞していたので意味があったのかはわからない。
マニラはとにかく渋滞がひどい。このような不名誉な記事があるほど。
マニラ市が世界スマートシティ・ランキングで東南アジア最下位マニラ市は、世界スマートシティ・ランキングで東南アジア最下位らしい。
実際僕が乗車したのは18時前でラッシュの時間帯だったと思うが、渋滞があまりにひどくて本来であれば30分ぐらいで着くところが2時間ぐらいかかった。これだけの渋滞があるので、旅行の際は余裕を持ったスケジュールにしたほうがいいと感じる。特に、帰りの飛行機に間に合わないなんてことになったら最悪なので。
ドライバーは無茶な割り込みをしたり、車間距離が短かったりと、日本では考えられないようなワイルドな運転をするので、冷やっとすることもある。
目的地はマカティだったが、到着するころにはすっかり日が暮れていた。 料金は559ペソ。最初の表示は400ペソぐらいだったが、時間がかかったのでその分上乗せされてると思う。高速道路の料金50ペソと合わせて、市内まで609ペソで移動した。
自分のいるところに迎えに来てくれて、後ろに座っているだけで目的地に運んでくれる快適さは素晴らしい。交渉もいらない。僕は3泊4日で10回以上利用して、助手席に子どもが乗ってることはあったが、トラブルや嫌な思いをしたことは一度もなかった。
空港からの移動だけでなく、市内の移動もGrabを利用するのがいいと思う。大体100～400ペソぐらいには収まるので、日本のタクシーと比べて安価で移動できる。
