バンコク・チャイナタウンの立ちんぼを調査してきた

タイ

タイ、バンコクに立ちんぼのいるエリアがあるというので行ってきた。冷やかしで行くようなところではないというのはわかっているが、どんなところか気になった。

昼間は普通の道だけど、夜になると立ちんぼが出現する。わざわざ貴重な夜の時間を使ってまでここに来て遊ぶ価値があるかというと疑問だが、ゴーゴーバーとかの遊びに飽きた人にとっては新鮮でいいのかもしれない。よってかなりの上級者向けだと思う。

ファランポーン駅から歩いて10分ぐらい。チャイナタウン(ヤワラート)のすぐ近く。

ロータリーがあって、その周辺の道が立ちんぼのいるエリアになっている。

ちなみに夜のファランポーン駅はライトアップされていてとても綺麗。見る価値がある。

夜の10時ぐらいだが、この時間帯はほとんど人通りがない。ひとりで歩くには多少の不安を感じるが、身の危険は感じない。

なぜかこの周辺の建物は金属の柵で守られている。シャッターを下ろして、なおかつ柵までつけるぐらい用心をしなくてはいけないのかと思う。治安が悪いというわけでもないだろうに、きっと何か理由があるのだろう。

歩いていると立ちんぼを見つけた。年齢は30代前半ぐらいだろうか。こちらに視線をやって微笑んでくる。いけるかと言われたらギリギリいけるレベル。

誰も歩いてない夜道でひとり佇んでいる姿は異様に見える。今日がたまたま人が少ないのかもしれないが、こんなところにいて客が来るのだろうか。ずっと立っているのも疲れるだろう。

ロータリーは中心が公園のようになっていて、セパタクローをやっている人たちがいる。

セパタクローは足でやるバレーボールのようなスポーツ。日本ではマイナーだけど、タイでは人気があって男女ともに世界ランキング1位らしい。すごい。

飛び上がってボールを蹴る様は初見なら誰もが驚くだろう。僕は立ちんぼを見に来たのに、なぜかセパタクローを20分ぐらい観戦していた。

それはさておき立ちんぼである。このロータリー周辺にたくさんいると情報があったが、それらしき人は見かけない。おばちゃんが複数で地面に座ってしゃべっているぐらい。ひょっとしたらそのおばちゃん達も立ちんぼだったのかもしれないが、普通の感覚の人なら遊ぼうという気にはならないだろう。

結局、この日がたまたま少なかったのか、時間が遅かったのか(22時くらい)、立ちんぼはあまり見かけなかった。気づかずにスルーしていたかもだけど、こちらにアピールしてくる女性は写真を撮った女性のひとりだけ。

金額についても立ちんぼと会話をしなかったので直接確認したわけではないが、高くても1,000バーツぐらいで遊べるとのこと。おばちゃんは500バーツらしい。

でも最初に書いた通り、わざわざここまで来て遊ぶ価値は無いと思う。社会見学とか一度見てみたいとかならいいけど、遊ぶなら他の場所の方がにいい。

立ちんぼも我々のような外国人観光客ではなく、地元の人をターゲットにして商売をしていると思う。だからよっぽど度胸のある人か、慣れている人以外はおすすめはしない。