吉祥航空に搭乗したので機内食をレビューする

海外旅行

2019年の年末にはじめて吉祥航空を利用したので、機内食のことも含めて感想を述べていく。

吉祥航空とは

上海吉祥航空股份有限公司は、中国大陸の大手民間航空会社です。2006年9月に正式に就航し運営を開始しました。同社は現在、72機のエアバスA320シリーズ航空機とボーイング787-9ドリームライナーを所有しています。吉祥航空ブランドは、より親しみやすい航空体験の提供者として位置付けられており、上海と南京を航路ネットワークセンターとして、既に160を超える国内および近隣国を目的地とした定期便が開通されています。2018年には、延べ1,800万人を超える旅客を輸送しました。

 吉祥航空は、2017年5月に正式にスターアライアンスの最初の「コネクティングパートナー」になりました。既に、中国国際航空、エア?カナダ、ANA、エバー航空、シンガポール航空、ユナイテッド航空、深圳航空などのスターアライアンスの正式メンバーとコネクティング提携パートナーの関係を確立しています。

 吉祥航空は、HVCの高価値航空運送業者の戦略的な位置付けによって導かれ、「暖かい旅の友、今までに考えられなかった」新しいブランドを主張することにより、この地域でトップクラスの航空会社の一つになることを目指し、また、より良い旅行体験を創造し、お客様のための価値の創造に向けて、お客様の全旅程が夢の道のりになるように努力します。

吉祥航空の公式サイトより引用

日本では知名度はほとんどないが、吉祥航空は上海に拠点を置く中国の航空会社だ。

FSC

LCC(ローコストキャリア)ではなくFSC(フルサービスキャリア)なので、機内食のサービスがあったり、機体によっては前の座席にモニターが付いている。

中国系の航空会社は基本的にネットでは賛否両論で、CAの態度が悪いとか遅延、キャンセルが多い等の悪評が結構目に付く。

吉祥航空も同じ中国系の航空会社ではあるが、サービスが悪いとか気になるところは特になかった。関空→南京まで約3時間のフライトだったが快適に過ごすことができた。

普段はLCCばかり乗っているので、機内食が付いているだけでもテンションが上がる。

料金が安い

FSCでありながら、料金はLCC並みに安い。理由はよくわからないが、中国系の航空会社は大体そういう傾向がある

僕が利用した2019年12月28日関空→南京の便で約35,000円。幸いにも、遅延やキャンセルはなかった。

機内食

メニュー

さて、ここからは吉祥航空の機内食をレビューしていく。

チキンかフィッシュのどちらかを選ぶことができた。僕が選んだのはチキン。

メニューはこちら。

  • チキンご飯
  • 温野菜
  • パン
  • 豆、クラッカー
  • アセロラジュース

チキンご飯

唐揚げは甘酸っぱい味付けがされていて美味しい。これが苦手という人はほとんどいないのではないかと思う。ご飯は多少パサパサだが気になるほどではない。

温野菜

たけのこ、にんじん、インゲンなどが入っているがほとんど味がしない。2019年12月のことなのでコロナウイルスではない。温めすぎて風味が飛んでしまっているのだろうか。

パン

特筆すべき点のない普通のパン。

豆、クラッカー

塩味のきいた豆とクラッカー。普通に美味しい。

アセロラジュース

容器的にゼリーに見えるが、どう見ても水っぽいのでゼリーではない。中身はジュースだがどうしてこんな容器を使っているのか謎である。紛らわしい。

味は普通のアセロラジュースで美味しい。

感想

温野菜に味が付いていないのが唯一の気になる点だが、それ以外については概ね満足。

機内食はよくまずいと酷評されているのを目にするけど、僕は今までそういう機内食に巡り合ったことがない。ビジネスクラスやファーストクラスと比べたら質は落ちるのかもしれないけど、食べられないほどまずいという経験は無い。

まずいまずいと言っている人はおそらく偏食なのか口が肥えているのだろう。何でも美味しく食べられる人の方が幸せだと思う。