家の中で1週間寝袋とヨガマットで寝たら思ったより快適だった

雑記

引っ越しに伴って、寝具を思い切ってヨガマットと寝袋に変えてみた。はじめはちゃんと寝られるのか不安で、体に不調が出るようならやめようと思っていた。

でも1週間この生活を続けてみて体は実に好調で、夜もぐっすり眠れている。そこでおすすめはしないがこういう生活もあるよというのをお伝えしたい。

はじめたきっかけ

ミニマリストの考え方にはまっている

最近「必要最小限の物で豊かに暮らす」ミニマリスト的な考え方にはまっていて、身の回りの不要な物や服を処分するようになった。

ミニマリストは寝具にもこだわってベッドは使わない。ネットを見ていると、軽くて持ち運びのしやすいマットレスで寝ている人が多いようだが、その中の一部は寝袋で寝ているようで衝撃を受けた。

家の中なのに寝袋はおかしいだろうとはじめは思ったが、一見おかしく見えて実は理にかなっているのかもしれないと思い、試してみた。

使っている物

寝袋

寝袋はアマゾンで購入した。安価な商品だけど質には満足している。この薄さ、軽さのわりに保温力があって快適に寝ることができている。ファスナーの動きもスムーズ。

とはいえ、冬の寒い時期はこの寝袋だけで寝るのは厳しいので、防寒対策は必要になりそう。

寝袋といえば、モンベルやスノーピークといったアウトドアブランドの製品の方が高品質で優れているのだろうけど、現状不満は無い。

ヨガマット

僕が2年ぐらい前に購入していたヨガマットが取り扱い中止になっているようなので、代わりになりそうな物のリンクを貼っている。

ヨガマットが無いと床の固さをもろに感じて寝づらいし、腰痛の原因になったりするので、間違いなくあった方がいい。体圧分散の役割を持っているので重要。

ヨガマットは厚さが6mm、10mm、15mmとか色々あるけど、10mm以上の厚さの物をおすすめする。

ガチなミニマリストなら枕すら使わないのだろうけど、一晩枕なしで寝たら翌朝首がすごく痛かったので自分には必要だと思っている。

枕なしで寝るのも時間が経てば慣れるのだろうけど、そこまでストイックにはなれない。ちなみに僕は無印良品の枕を使っている。

メリット

寝袋とヨガマットで寝る生活をして感じたメリットを挙げる。

  • 物が減る
  • ホコリ対策になる
  • 運動もできる

大きくこれらの3つがメリットだと感じている。

物が減る

敷き布団、掛け布団が寝袋ひとつになるので、物が減ってコンパクトになる。

物が減ると部屋が広くなるのと、掃除がしやすくなるので捗る。敷き布団だと畳むのが面倒になって敷きっぱなしみたいなことになったりするけど、寝袋とヨガマットはすぐに畳んで片付けられるので便利。

ホコリ対策になる

寝袋はポリエステルやナイロンなどのホコリが出にくい素材でできている。

僕のようなアレルギー性鼻炎で一年中鼻が詰まっているような人間にとって、ホコリは大敵。ホコリの主な原因は衣類、布団、カーペットから出る繊維なので、それらを避けることによって嫌なホコリを減らすことができて健康につながる。

運動もできる

そもそもヨガマットは寝具ではないので、本来の使い方をすればヨガ、筋トレ、ストレッチなどの運動ができる。素晴らしい。

デメリット

ヨガマットの匂いが気になる

はじめはヨガマットの独特のゴム臭さが気になるかもしれない。でも使っているうちに臭いは減っていくので、それまでの辛抱。

変な人と思われる

正確な数字はわからないが、おそらく日本人の95%ぐらいは毎日ベッドか布団で寝ているので、寝袋で寝ていると言うと変な人だと思われる。別に思われてもいい。

布団の方が寝心地はいい

寝袋より布団の方が寝心地がいい。しかし、僕の体感では睡眠の質自体は布団も寝袋も変わらない

睡眠の質については、寝具よりも睡眠時間やブルーライトの方が影響があるので、寝る前の30分前から画面を見ないとか、そういうところを見直した方がはるかに睡眠の質は高くなる。

まとめ

寝袋で十分

寝袋、ヨガマットで寝る生活はすごく快適で、個人的には寝具はもうこれで十分だと思っている。体質については個人差があるので、全ての人におすすめはできないけれど、少しでも興味があるなら一度試してみてほしいと思う。

それに、たまに旅行先のホテルとかでベッドで寝た時に、いつもとは違う寝心地で特別感を感じることができそうなので、それもまたいい。