複数の鍵を持ち歩くと、鍵同士がぶつかり合ってジャラジャラと音を立てる。この音が耳障りでなんとかしたいと思っている人にぴったりなアクセサリー「KeySmartMini」を紹介したいと思う。
鍵の持ち運びについては、以前に記事にしているので、よければこちらもご確認下さい。
KeySmartMiniの素材は、本体が熱可塑性ポリウレタン、止め具の部分がマットなステンレスでできている。
使い方はいたってシンプルで、KeySmartMiniの金具を鍵本体の穴に通して、コインを使って締めるだけだ。
鍵と鍵の間に付属のスペーサーを挟む必要があり、これらがバラバラにならないように保持しながらネジを締めるのが結構大変なのだが、一度決まってしまえば外れることはない。
これで鍵のジャラジャラ音から解放される。見た目もコンパクトかつミニマルだ。
ただし使用するには条件があって、鍵本体にKeySmartMiniの金具が通るだけの穴が開いている必要がある。なので、場合によっては鍵の加工をしなくてはならないかもしれない。
それに鍵自体に厚みがある場合、ネジが通ってもそれだけでスペースの大部分を占めてしまって、他の鍵が付けられないということが起こりえる。公式によると厚みのない鍵なら最大で5つ保持できるようだが、鍵の形状によってはそれ以下、もしくはそもそも取り付け不可だったりするかもしれないので、その点は注意が必要だ。
鍵を使う時は、目当ての鍵をスライドさせて使う。
動きが固いと感じたらネジを緩めればいいし、逆に柔らかすぎるようなら増し締めすればいい。使っているうちにネジが勝手に緩むということはほとんど無いので、こういうところもメンテナンスフリーで良い。
このままで使ってもいいのだが、僕はKeySmartMini本体にキーリングを通している。こうすることでさらに応用的な使い方ができる。
自転車、バイク、車の鍵などの鍵にナイトアイズのS字カラビナを取り付けておいて、使う時だけKeySmartMiniの鍵束にくっつける。こうすることで、必要な時だけ必要な鍵を持ち歩くことができる。
常に持ち歩くカギはKeySmartMiniでまとめておいて、使用頻度の少ない鍵は使う時だけS字カラビナで繋げて持ち歩く。見た目のミニマルさは損なわれるが、複数付けなければジャラジャラすることはないし、とても実用的だと感じている。
こうしておいてこのままカバンの中に入れるのもいいし、さらにカラビナを付けてベルトループに通してもいい。好みに応じて様々な使い方をすることができる。
KeySmartMiniで常に持ち歩くカギをまとめておくことで生活の質が結構上がると思うので、手持ちの鍵と相談にはなるが、検討してみてはいかがだろうか。