【世界三大夕日】マニラ湾に沈む夕日を眺める

フィリピン

マニラ湾の夕日について

世界三大夕焼けのひとつと言われている、マニラ湾の夕日を眺めてきた。結論から言うと、素晴らしい景色だった。これを見るためにマニラを訪れる人もいるらしい。

ちなみに世界三大夕日は、バリ島、マニラ、釧路の3つ。3か所とも海に沈む太陽を見ることができる場所となっている。

夕日は、外はもちろん建物の中など様々な場所から見ることができる。しかしせっかくなら、海に近いところから見たほうが雰囲気があっていい。マニラ・ベイウォークという海沿いの長い道があるのでそこから眺めるのがいいだろう。

日没の時間は時期によって変わるが、僕の訪れた7月で18時30分頃だった。11月~12月が日没が一年の中で一番早くて17時30分頃になる。

モールオブアジアのバイ・ザ・ベイ

マニラにモール・オブ・アジアというやたらと大きいショッピングセンターがあって、そこのSMバイ・ザ・ベイという場所から夕陽を眺めることができる。マニラ・ベイウォークよりも安全で、時間をつぶせる場所なので個人的にはここで見るのがおすすめ。

遊園地のような施設があるので、好きな人は楽しめると思う。写真にも写っているが、観覧車があるのでカップルや夫婦で来ている方はぜひどうぞ。きっといい景色がみられるはず。僕は一人旅だったので利用せず。ひとりで観覧車はさすがに無理である。

モールオブアジアの周辺はとても治安が良く、ヤバいとか怖い雰囲気は一切感じなかった。マニラは治安の良いところと良くないところがはっきりしている。

この写真は歩道橋から撮影しているが、ここからでも結構良い景色が見られる。遠くに写っているビル群が素敵。

海沿いはこのようになっていて、高さが約1メートルの壁というか足場に登ってそこから景色を見ている人が多い。

時刻は18時前でもう間もなく日没の時間だ。

太陽は雲に隠れていてまだ見えないけれども、どこまでも広がっている海を見ているとノスタルジックな気持ちになってくる。

実際はここはマニラ湾なので、約40km離れたところに陸地がある。でも人間の高さから見る地平線は4km~5kmぐらいらしいので、その陸地は見えない。

海の水は綺麗ではないのであまり見るものではない(笑)植物やサンダルが浮いていた。

日没

さて、いよいよ日没の時間がやってきた。うーんこれはたしかに素晴らしい景色。写真だと伝わりにくいが、現地で風を受けながら、夕日を浴びながら、空気を感じながら眺めるこの景色は言葉では表現できないものがある。来てよかったと心から感じる。

日が沈みだすと周りに人が増えてくる。皆が足場に登り、さながら等間隔に並ぶ鴨川のカップルのようである(わかる人は少なそう)。

素晴らしい景色を眺めていると、衝動的に海に飛び込みたくなる人がいるかもしれない。しかし海岸は砂浜ではなく岩場になっているので、ここに突っ込んでいくのは無謀である。ゴミが落ちていたり、フナムシがいたりしてヤバい。謎のカニもいた。

ここにスマホなんか落とすと回収するのは困難を極めると思うので、落とし物をしないように最新の注意を払いましょう

前述したように海は綺麗ではないので間違っても海水浴ができるような水質ではない。

夕日だけ眺めて足元はあまり見ない方がいい(笑)

当然だがこの岩場に入っている人は誰もいなかった。

話が逸れてしまったが、この景色はマニラに旅行に来たなら是非見てほしい。旅程に入れることをおすすめします。