アユタヤには遺跡がたくさんあるのでどこに行けばいいのか、どの遺跡が有名なのかを事前に調べておくと効率よく観光ができる。
限られた時間を有効に利用するためにも参考になればと思います。
地図
僕が訪れた場所に印を付けている。
赤の四角で囲っているところがおすすめの観光スポット。
青の四角で囲っているところは余裕があれば行きたいところ。
アユタヤ駅
バンコクから電車で来た場合はここからが観光のスタートとなる。駅前はトゥクトゥクのドライバーがたくさん客待ちをしているので利用する方はどうぞ。
アユタヤ駅のすぐ西に川が流れているので、渡し舟に5バーツを支払って川を渡る。
自転車やバイクをレンタルして観光しようと考えている方は、この川を渡った先でレンタルするのが良い。川を渡る前にレンタルすると川越えに苦労する。らしい
おすすめ観光スポット
ワット・ラチャブラナ
料金は50バーツ。アユタヤに来てはじめて見ることになる?寺院。
1424年に建立されたそうで現在は廃墟のようになっている。この寺院に限らず、アユタヤは18世紀にビルマに攻められて滅ぼされているので、ほとんどの寺院が破壊されてしまっている。
下のワット・マハタートとは隣同士なので両方見て回るのがいいと思う。
ワット・マハタート
すごく有名な観光スポット。料金は50バーツ。
写真の樹木に覆われた仏頭がよく知られていて、この前にはかなりの人だかりができている。写真を撮る時は仏頭と同じかより低い位置から撮影しないといけない決まりになっている。
エレファントキャンプ
400バーツで象に乗ることができる。
軽食や飲み物を買うこともできるので、休憩する場所としても適している。周辺では人を乗せて歩いている象を見ることができ、ここでしか見られない光景なので象に乗る乗らないに関わらず訪れることをおすすめする。
エレファントキャンプについてはこの記事で詳しく書いている。
この周辺は水場になっていて、とても綺麗。
ワット・ロカヤスター
ここも有名な観光スポット。ストリートファイター2のサガットステージと言えば男性の半分以上には通じると思う。個人的にアユタヤで最も訪れてみたかったところ。
全長30メートルはあるであろう巨大なブッダ像が寝転んでいる。穏やかな笑みを浮かべた顔が印象的。
僕はこれを見にアユタヤに来た的なところもあったので、遠くから見えてきた時の感動はひとしおだったのを覚えている。
ちなみに像の顔は西を向いている。東からここを訪れるとはじめに背中が見える。
ワット・ヤイチャイモンコン
上の4つからは離れた場所にあって行くのが大変だが、行くだけの価値はある。アユタヤの仏像はほとんどが破壊されて頭が無くなっているんだけど、この寺院の仏像は頭が残っている。
朝の8時過ぎなのにこの観光客の多さである。他の寺院と比べてもここは規模が大きく見ごたえがある。
寺院の一角にはおびただしい数のニワトリの置物がある。集合体恐怖症の人にとっては恐怖かもしれない。
16世紀にビルマから独立を果たしたことで、タイでは英雄視されているナレースワン王という人物がいる。そのナレースワン王が闘鶏を愛したことから、それにちなんでニワトリ像を供えるという風習ができているらしい。
破壊されて無残な姿となった寺院が多い中で、ここは他とは違った姿を見せてくれる。
余裕があれば行きたい観光スポット
ワット・プーカオトーン
白い仏塔が特徴的な寺院。この仏塔は高さが80メートルあり、途中まで階段で上がることができる。
階段を上がると辺りの景色を一望することができる。のどかな田舎の風景を見ることができる。
白い仏塔は美しいし、景色も素晴らしいんだけどとにかく遠い。僕は自転車に乗って移動をしていたので、行くまでに道がわからなくなったりしてかなり大変だった。
ワット・チャイワッタナーラーム
かなり広く、とにかくたくさんの仏塔があり見ごたえがある。夜になるとライトアップされて綺麗なようだ。
仏像の頭が全て破壊されてしまっている。ビルマの軍隊がやったことだが、タイでは今でもこのことを根に持っているそうだ。その気持ちも理解できる。
この寺院の周辺には飲食店やお土産屋が集まっている。ここで食べたガパオライスがすごく美味しかったのが印象に残っている。自転車の移動で体力を消耗していたからより一層美味しく感じたのかもしれない。
まとめ
最低限赤い四角のところを見てまわればアユタヤは満喫できる。他の寺院はスケジュールを見ながら、時間との相談で行くか行かないか決めたらいいと思う。