2019年の3月に、3泊4日で台湾に行ってきた。元々、一緒に行く予定だった人がキャンセルになり、その流れでひとりで行くことになったのだが、これがきっかけで海外旅行、また一人旅の楽しさを知ることになった。
3月6日(旅行0日目)
7日早朝の飛行機に乗るために、前日の夜に家を出発して関西国際空港に向かった。交通費をケチって交通費が一番安く済む電車を利用する。リムジンバスとかだと家まで迎えに来てくれて便利なのかもしれないが、そんなお金は無い。 空港まで約2時間。
お金が無いといいながらも、天下茶屋駅から追加料金510円を払って特急ラピートに乗る。全席指定席なので座れないことがなく、車内も快適。
ラピートに乗らない場合は、空港急行に乗って関空に行く。ただ、夜11時ぐらいは混んでいて途中まで座れないことが多い。
3月7日(旅行1日目)
関西国際空港にて一夜を明かす。関空には「KIXエアポートラウンジ」や「リフレッシュスクエア」などの休憩、宿泊に適した施設があるがそんなお金は無いので、その辺の適当なベンチで就寝した。
翌日バキバキになった体を起こしてチェックイン、出国、荷物検査を済ませて飛行機へ。
関空から台北の桃園国際空港まで約3時間のフライト。機内では何もすることがないので、心を無にする。飲み物の持ち込みを忘れたので、喉の渇きをひたすら耐えた。台湾の土地が見えるとテンションが上がる。子供である。
桃園国際空港からは、空港MRTに乗って市内中心部に向かう。外は雨が降っている。なお、この旅行中はずっと天気が悪く、帰国まで太陽を見ることはなかった(笑)
台北駅。天気が悪いのもあり、めっちゃ寒い。「3月の台北は平均気温20℃」という情報を調べていたので、Tシャツ1枚でいけるだろうと思っていたら、そんなことは全くなかった。
この旅のMVP、日本から持ってきたユニクロのブロックテックパーカーを着て、雨と寒さをしのぐ。ブロックテックパーカーは雨具として優秀。カッパ代わりになる。なおリュックサックはずぶ濡れの模様。
台湾でのはじめての食事は胡椒餅。50元。適当に歩いてたら見つけた。中国語話せんわとか思ってたら、日本語が通じた。
揚げパンだか焼きパンの中に、胡椒で味付けをした肉とネギが入っている。そんな味。美味しい。
台北駅に戻ってから電車で龍山寺へ。どうやら有名なパワースポットらしい。中では人々が線香を持ってお祈りしていた。
パワースポットとかそういうスピリチュアル的なものはよくわからないのだが、何やら神聖なものを感じた。
龍山寺から歩いてすぐの「四方阿九魯肉飯」という店で食事をする。 この店は個人的にかなり気に入って、最終日にも訪れた。また台湾に行くことがあれば是非再訪したい店のひとつ。店員のお兄さんが元気良くて気持ちいい。
注文したのは、麺、空心菜、魯肉飯 。茶色の肉がかかっていて、どれもめちゃ美味い。しかもこれだけ注文して100元ぐらいで安い。
空心菜ってこんなに美味しいのに、なんで日本では見かけないのだろう。
食事の後、龍山寺から電車に乗ってホテルヘ。「淡水信義線」という路線はこの旅行でよく使ったので、名前を覚えてしまった。民権西路駅で降りる。読み方はよくわからない。
相変わらず雨が降り続いていて止む気配がない。傘もささずに歩いているのは僕だけだ。
今回宿泊するホテル「インキューブミンチェン」にチェックイン。漢字で書くと「品格子旅店」らしい。僕が日本人とわかるや、ホテルのお兄さんは日本語で説明をしてくれた。
金額は3泊で6,009円。1泊あたり1,742円。
このホテルはいわゆるカプセルホテル。シングルルームも少しある。シングルルームはウェブの写真で見る限り、部屋はとても狭かった。 カプセルはロックをかけることができるので、セキュリティも安心だと思う。
トイレ、シャワーは共用。カプセル内での飲食はできない。共用スペースがあるので、飲食はそこでする。僕がみた限りでは、利用客は20代~30代が多かった。アジア人が8割、白人が2割ぐらいの割合。
泊まった感想としては、概ね満足。そこそこ清潔で、寝るだけなら何の問題もない。カップルや夫婦での利用には向いてないと思うが、一人旅で宿代を節約したいのなら良いと思う。 淡水信義線の民権西路駅がすぐ近くにあるので、交通面でも便利。
男女が共同のフロアになっているので(もちろんトイレ、シャワーは別だが)、女性の方はその点だけ注意して下さい。あと、カプセルホテルとかネットカフェでもそうだけど、他人のいびきとか朝のアラームで悩まされることが非常に多いので、耳栓は必須。おっさんは大概いびきかく。
少し休憩するつもりが寝てしまい、起きたら外は日が暮れていた。夕飯を食べに行く。
ホテルの近くの寧夏夜市に行く。台湾にはこういう夜市がいくつかあるみたい。寧夏夜市は100mぐらいの道に店が集まっている。リーズナブルな価格で料理が食べられる。天気が悪いながらたくさんの人が集まっていた。
屋台で鶏肉飯を食べる。30元。茹でた鳥がご飯に乗っているだけだが、絶妙な味付けがしてあってうまし。いくらでも食べられる感じ。
お腹が膨れたところで、次は風呂に入りに金年華三温暖へ向かう。20分ぐらいは歩いただろうか。 風呂とサウナがあって、仮眠もできる施設。日本にもこういう施設はあるが、ここは追加料金を払うことでスペシャルなサービスを受けられる。金年華三温暖のことは別で記事にしようと思う。
追記:記事にしました「 台湾の金年華三温暖でスペシャルを受けた感想 」
サウナですっきりした後は、夜食としてヤクルト的な飲み物とプリンを食べて寝た。プリンは日本のプッチンプリンの方が美味しい。
【台北旅行記②に続きます】